美味なMINIPALAIS（ミニパレ）とGrand Palais（グランパレ）

昨年Grand Palais（グランパレ）内にリニューアルオープンした"MINI　PALAIS"は、
メニューを新たに三ツ星シェフ・Eric Frechonがプロデュースするということでオープン前から
話題を集めていました。

とは言え、有名シェフのプロデュースと言っても実際ガッカリなことも少なくないので、
しばらく様子を伺っていたところ、マダムTさんから
「とても美味しく雰囲気も良い。」というお話を聞いて、その後ランチに何度か行ってみました。

10時～午前2時までノンストップ営業なので、グランパレやプチパレで美術鑑賞した後のランチやディナー、
お茶にはもってこいな感じです

しかも年末年始や日曜日はお休みのレストランやビストロが多い中、こちらは年中無休。
（パリでは珍しい）

今回はディナーでお邪魔しました

前菜には、薄切りの仔牛をクレープのように敷いた上にツナソースを乗せた"Vitello Tonnato"を。



メインにホタテのポワレ、セロリのムース添えをいただき、



デザートは美味しいプロフィットロール。メニュー上は、"chouquettos"となってます。

あまりにも美味しそうで写真の前に１つパクリと食べちゃいました・・・。



内装は天井が一際高く、解放感満点。夏はテラス席も気持ち良さそうです。
昼間は明るく、夜はBGMも流れよりシックな雰囲気になります。

フロア内にはギリシャ・エジプト彫刻の石膏オブジェがそこかしこに飾られていますが、
１体だけベートーヴェンの胸像があります。
このユーモア？をどう解釈するべきか

よく言われることがですが、フランス人にはユーモアが、イギリス人にはエスプリがあると・・・。
時々まったくフランス人のユーモアは理解できず、ここは笑うタイミングか？
と一瞬ためらうとヘンな間ができます

カジュアルな雰囲気なのに料理はとても美味しく、何度でも来たくなります。
伝統的なフランス料理をベースにイタリアやスペインの要素も加えて軽くて斬新なメニューです。

それから、、こちらのレストランで働く女性は皆さんとてもカワイイです

スタイルも良く、席に案内される際、後ろをついて行く時に思わずうっとり。
同性の私がこうなんだから当然主人の目はハート


さて、最後にちょっと蛇足。グランパレ内にある「ナショナルギャラリー」は毎年楽しい展覧会を行います。
今シーズンの目玉はモネ展

Expo"Claude　Monet" (1840-1926)ですが、こういった人気の展示はいつもすごい人混み
で予約も大変。

あまり知られていませんが、年間フリーパスの会員カード"SESAME"　（開けゴマカード？）
というものがあります。

このカードがあると、な～んと予約不要　待ち時間ゼロ　何日でも繰り返し入場可能

長い行列があっても専用通路からスムーズに入れます。
しかも、イヤフォンガイドや売店での買い物も割引になるので、パリに長期滞在で美術鑑賞に
興味がある人には十分にモトが取れると思います。

（但し、カードには写真と名前が入るので本人以外使い回しは不可）



という訳で、評判のモネ展も終了前にもう一度は観に行きたいと思っています。

ちなみに、シャネルのデフィレや大規模なアンティーク展示会が行われたり、
現在"Bulgari,125ans de magnificence italienne"展を開催中のNef（中央大広間）での展示は対象外。

La Carte SESAMEについては詳しくは、こちらを　↓

http://www.grandpalais.fr/fr/L-etablissement-public/Actualites-du-Grand-Palais/p-943-Saison-2010-2011-au-Grand-Palais.htm#b5274
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MINIPALAIS
Grandpalais
Avenue Winston Churchil 75008 PARIS
Tel: 01.42.56.42.42

http://www.groupeluderic.com/minipalais/index.html